ページ作成日: 2026年7月5日
元にしたYouTubeリンク: https://www.youtube.com/watch?v=7mRBC52rcCE
確認した動画: 郷ひろみ「最強無敵の Dong Dong Dong!」Music Video(郷ひろみ / Hiromi Go Official YouTube Channel)

2025年5月28日発売、郷ひろみ通算111作目のシングル「最強無敵の Dong Dong Dong!」は、郷ひろみが70歳を迎えるメモリアルイヤーを記念して発表された楽曲だ。作詞はKOMU、作曲・編曲は加藤裕介が手がけている。完全生産限定盤はCD+DVD仕様。ソニーミュージックの紹介では「キング・オブ・アイドル」としてのエンターテイナー性を体現する楽曲として報じられている。カップリング曲「GO!でおじゃる」は、NHKアニメ「おじゃる丸」第28シリーズのエンディングテーマとして使われている。

大石セレクション視点:曲がいい ★★★★☆

  • 曲がいい:★★★★☆
  • 歌詞がいい:★★★☆☆
  • MVがいい:★★★☆☆

選定理由:加藤裕介による作編曲は「エネルギッシュなビートとキャッチーなフレーズが特徴のダンスチューン」と評されており、70歳という年齢を感じさせないパワフルなサウンドに仕上がっている。「魂燃やせ」「ドンドンドン 響け」といった鼓舞的な歌詞のフレーズも力強いが、それを支えているのはやはりダンスチューンとしての完成度そのものだ。70年という人生を重ねてなお、これほどエネルギッシュな音を鳴らし続けられることに、主視点を置いた。

70歳という、新たな節目の年に

「最強無敵の Dong Dong Dong!」は、郷ひろみが70歳を迎えるメモリアルイヤーを記念してリリースされた楽曲だ。50周年、51年目に続き、今度は年齢という節目を祝う新曲として発表されたこの曲は、郷ひろみが節目の年ごとに新しい楽曲を世に送り出し続けているという、彼のキャリアの特徴を象徴する一曲でもある。50歳、60歳、70歳と、年齢を重ねるたびに新たな挑戦を続けてきた姿勢が、こうした新曲リリースの継続性にも表れている。

「魂燃やせ」というパーティー感あふれる鼓舞

歌詞を丸ごと引用することは避けるが、この曲には「魂燃やせ」「ドンドンドン 響け」といった、鼓舞的で高揚感のあるフレーズが特徴的に散りばめられているとされる。パーティー感あふれるこの曲の世界観は、70歳という年齢からは想像しにくいほどのエネルギーに満ちている。年齢を重ねることで落ち着きや円熟味を選ぶアーティストも多い中で、あえて若々しいパーティーチューンを選び続ける郷ひろみの姿勢には、エンターテイナーとしての強い矜持が感じられる。

「キング・オブ・アイドル」としての矜持

ソニーミュージックの紹介記事では、この曲を「キング・オブ・アイドル」としてのエンターテイナー性を体現する楽曲だと報じている。1972年のデビューから半世紀以上を経て、なお「アイドル」という言葉を冠して呼ばれ続けているという事実は、郷ひろみが年齢の枠を超えた存在として認識されていることを示している。エネルギッシュなビートとキャッチーなフレーズは、そうした「キング・オブ・アイドル」という称号にふさわしい、聴く人を楽しませることへの徹底したこだわりから生まれているのだろう。

アニメ主題歌としてのカップリング

このシングルのカップリング曲「GO!でおじゃる」は、NHKアニメ「おじゃる丸」第28シリーズのエンディングテーマとして使われている。長寿番組であるこのアニメのエンディングを担当することは、幅広い世代に自身の歌声を届ける機会でもある。表題曲がパーティー感あふれるダンスチューンである一方、カップリング曲は子ども向けアニメの世界観に寄り添った楽曲になっていると考えられ、シングル全体として幅広い層への訴求を意識した構成になっている。

加藤裕介が手がけた、現代的なサウンド

作曲・編曲を手がけた加藤裕介は、現代的なポップス・ダンスミュージックの制作に長けたクリエイターだ。ベテランアーティストの新曲に、こうした現代的な感性を持つ作り手を起用することで、懐かしさに頼らない、今この時代に鳴らされるべきサウンドが実現している。世代を超えたクリエイターとの協働が、郷ひろみの音楽性を常に更新し続けているのだろう。

年齢を重ねても、鳴らし続けるエネルギー

東京で働いていた頃、年齢を重ねるにつれてエネルギッシュに活動することが難しくなっていくものだと漠然と考えていた。しかし郷ひろみが70歳という節目にこれほどパワフルな楽曲を発表し続けている姿を見ると、その考えが必ずしも正しくないことに気づかされる。年齢は、エネルギーを失う理由ではなく、経験と共に磨かれたエネルギーの表現方法を教えてくれるものなのかもしれない。

長寿アニメとの意外な組み合わせ

カップリング曲がNHKアニメ「おじゃる丸」の主題歌として使われているという事実は、興味深い組み合わせだ。子ども向けの長寿アニメと、70歳を迎えたベテランエンターテイナーという組み合わせは、一見すると意外に思えるかもしれない。しかしこうした世代を超えた作品への参加は、郷ひろみが特定の世代だけに向けた活動をしているのではなく、幅広い層に自分の音楽を届け続けようとしていることを示している。子どもから高齢者まで、幅広い世代に愛される存在であり続けることこそが、真の「キング・オブ・アイドル」の証なのかもしれない。

磐田で見つめる、年齢を超えた活力

介護の仕事を通じて、70歳を超えてもなお元気に趣味や地域活動に取り組む方々の姿に、日々励まされている。年齢を理由に活動を諦めるのではなく、その年齢だからこそできる楽しみ方を見つけている方が数多くいる。郷ひろみが70歳の節目にこうしたエネルギッシュな楽曲を届け続ける姿は、そうした地域の方々の生き方とも重なって見える一曲だ。

111作目のシングルという、通過点

「最強無敵の Dong Dong Dong!」は郷ひろみにとって通算111作目のシングルにあたる。100作を超えてなお新曲を発表し続けているという事実は、彼にとって一枚一枚のシングルが、ゴールではなくあくまで通過点であり続けていることを示している。70歳という年齢の節目を、単なる集大成としてではなく、次への出発点として捉えているからこそ、こうしてエネルギッシュな新曲を届け続けられるのだろう。

参考リンク

年齢を重ねてもエネルギーを鳴らし続けられるように、家や土地の整理にも、いくつになっても取り組める一歩があります。

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書いた人

大石浩之。静岡県磐田市で、介護と不動産の仕事をしています。 若い頃に東京で過ごした時間、仕事の中で見てきた家族や街の記憶、 そして今暮らす磐田で感じることを、音楽をきっかけに書いています。

音楽は、過去の自分に会いに行くための入口です。 家や土地もまた、誰かの記憶が残る場所だと思っています。