ページ作成日: 2026年7月7日
元にしたYouTubeリンク: https://www.youtube.com/watch?v=KkgU0Pjgk60
確認した動画: こたえあわせ / JUJU Official YouTube Channel

JUJUの『こたえあわせ』は、2021年にリリースされたシングルで、日本テレビ系ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』の主題歌として大きな話題を呼びました。作詞に元「ねごと」の蒼山幸子、プロデュースに蔦谷好位置を迎えた本作は、正解のない現実の中で、傷つきながらもお互いの心を確かめ合っていく人々の「こたえあわせ」の旅路を描いています。かつて若さゆえに正しさを追い求め、葛藤していた東京の日々、そして多様な価値観を持つ多くの人々と対話し、寄り添う磐田での現在の仕事。この曲の持つ優しい眼差しに、心が深く共鳴します。

大石セレクション:歌詞がいい ★★★★★

  • 曲がいい:★★★★☆
  • 歌詞がいい:★★★★★
  • MVがいい:★★★★☆

選定理由:ねごとの蒼山幸子による歌詞は、白黒はっきりつかない日々のグレーゾーンにある感情を「こたえあわせ」という美しい言葉で救い上げています。蔦谷好位置とKOHDによる現代的で透明感のあるエレクトロ・ポップサウンドが、この繊細な心の揺れに見事に寄り添っており、現代を生きる人の背中を優しく押す傑作です。

蔦谷好位置とKOHDが描く、透明感溢れる現代的エレクトロニック・ポップス

この楽曲は、温かみのあるピアノの導入から始まり、現代的でクリーンなシンセサイザーと小気味よいデジタルビートが耳をくすぐる、非常に洗練されたポップスです。蔦谷好位置のプロデュースワークが光る緻密なサウンドレイヤーは、爽やかでありながらも胸の奥にある切なさを引き出す絶妙なトーンを保っています。JUJUのボーカルは、語りかけるように優しく、まるで聴き手と同じ目線で一緒に歩んでいるかのような親密さを感じさせます。

蒼山幸子の言葉が捉えた、白黒つけられない日々の愛おしさと「対話」の価値

歌詞では、完璧な答えがない人生の中で、誰かと出会い、不器用に関わり合いながら自分たちの「こたえ」を紡ぎ出していく過程が描かれています。相手を決めつけず、かといって自分を殺さず、時間をかけて寄り添うことの大切さ。この「こたえあわせ」という表現は、他者との関係を諦めず、丁寧に向き合い続けようとする現代の私たちに必要な知恵を静かに教えてくれます。

久保田寛子の温かなイラストが紡ぐ、絵本のように優しいストーリーテリング

YouTubeで公開されているMVは、人気イラストレーター久保田寛子によるイラストと手書き文字で構成されたリリック・ビデオ仕様になっています。温かみのあるタッチで描かれる日常の風景や人々の交流は、楽曲の持つヒューマンな温度感と完璧に合致しています。アニメーションが曲の展開に合わせて優しく動き、歌詞のメッセージが視覚を通してストレートに心に届く素晴らしい仕上がりです。

介護の対話と相続の調整――磐田で日々実践する「こたえあわせ」の現場から

「正解のない中で寄り添い合う」という姿勢は、私が取り組む介護のケアや、相続で悩む親族間の対立を調整する不動産の現場そのものです。認知症の高齢者の方とのコミュニケーションには、唯一の正解はありません。ご本人の歴史や想いを手探りで探り、その瞬間の「こたえあわせ」を繰り返すことこそが真のケアです。また、相続の実家整理でも、家族全員の想いを聞き、納得のいく妥協点(こたえ)を一緒に探す地道な対話が欠かせません。この曲は、そうした私たちの日常の仕事に対する温かい応援歌として響いています。

一言で言うなら

『こたえあわせ』は、正解のない現実の中で、他者と関わり合いながらゆっくりと自分の居場所を見つけていく温かさに満ちたヒューマンポップスです。

答えが一つではない介護のケアや、複雑な相続・不動産の整理において、私たちはご家族全員と丁寧に対話を重ね、納得のいく「こたえあわせ」を一緒に見つけてまいります。

静岡県磐田市周辺で、相続した実家・空き家・土地建物の整理にお悩みの方は、富士ヶ丘サービスまでご相談ください。

書いた人

大石浩之。静岡県磐田市で、介護と不動産の仕事をしています。 若い頃に東京で過ごした時間、仕事の中で見てきた家族や街の記憶、 そして今暮らす磐田で感じることを、音楽をきっかけに書いています。

音楽は、過去の自分に会いに行くための入口です。 家や土地もまた、誰かの記憶が残る場所だと思っています。