ページ作成日: 2026年7月3日
元にしたYouTubeリンク: https://www.youtube.com/watch?v=b6I2k0fBhos
確認した動画: KREVA「Fall in Love Again feat. 三浦大知」MUSIC VIDEO(KREVA本人公式チャンネル)

三浦大知さんとの掛け合いが最高。この曲を聴くたびに、その言葉がそのまま実感として返ってきます。KREVAのラップの推進力と、三浦大知の伸びやかで温かい歌声。まったく異なる質感を持つ2つの声が、1つの曲の中で見事に呼応し合っています。「Fall in Love Again(もう一度恋に落ちる)」というタイトルは、単なる恋愛の歌にとどまらず、離れていても心はつながっていられるという、もっと大きな願いを込めた言葉です。人と人との距離が物理的に引き裂かれた時代に生まれたこの曲は、掛け合いという音楽の形式そのものを使って、「離れていても一緒にいられる」というメッセージを体現しています。声と声が呼び合うこと自体が、この曲のテーマを証明しているのです。

コロナ禍に生まれた、つながりの歌

「Fall in Love Again feat. 三浦大知」は、2020年12月23日にリリースされたKREVAのシングルです。表題曲「Fall in Love Again」は、同年9月8日に行われた無観客配信ライブ「908 FESTIVAL ONLINE 2020」で初披露されました。三浦大知とのコラボレーションは、大知さん本人からの「曲を作ったりInstagramでライブしたり、ぜひ一緒に何かやりたいです」という声かけがきっかけとなって実現しました。人が直接会うことが難しかった時代に、2人のアーティストの意識が1つの曲に向かって直結していったのです。

この曲は、コロナ禍を乗り越えて、また一緒に集まろうという、ファンや仲間との絆やつながりへの願いを、「ラブソング」という普遍的な形で表現しています。恋愛の歌でありながら、その奥には、あらゆる人間関係における「また会いたい」という切実な願いが込められています。物理的に距離を取らざるを得なかった時代だからこそ、心の距離だけは絶対に遠ざけないという意志が、この曲には強く宿っています。

掛け合いが生み出す、もう一度の始まり

東京で働いていた頃、離れて暮らす家族や友人と、なかなか会えない時期がありました。声だけの電話でも、顔が見える画面越しの会話でも、直接会うことに比べればもどかしさは残ります。それでも、声を交わし合うことで、確かにつながりは保たれていました。この曲の掛け合いは、まさにそうした、離れていてもなお交わされる声の応酬を音楽として結晶させたものだと感じます。KREVAのラップが投げかけ、三浦大知の歌声がそれに応える。この往復運動そのものが、離れた者同士がつながり続けるための、ひとつの理想形を示しています。

「もう一度恋に落ちる」というタイトルには、一度離れてしまった関係も、また新しく始められるという希望が込められています。物理的な距離や、時間の経過によって薄れかけた関係でも、声をかけ合い、応え合うことで、もう一度その関係に火を灯すことができる。この曲を聴くたびに、諦めずにつながり直すことの大切さを思い出させられます。

磐田で交わす、離れた家族との掛け合い

磐田で家や土地の相談を受けていると、遠方に住む相続人の方々と、電話やオンラインでやり取りをする機会が多くあります。物理的に会えなくても、丁寧に声を交わし合うことで、家族としてのつながりを保ち続けることは十分に可能です。この曲が示す、離れていてもなお心を通わせようとする姿勢は、そうした遠隔でのやり取りにおいても、大切な指針になっています。

KREVAと三浦大知の掛け合いが最高だと感じるのは、単に歌唱技術の高さだけでなく、そこに込められた「つながろうとする意志」の強さがあるからだと思います。離れていても、また好きになれる。この曲が持つ普遍的な願いを、これからも大切にしていきたいと思います。

ATAWI MUSICは、音楽を消費するサイトではありません。曲をきっかけに、離れていてもつながり続けてきた記憶を読み直す場所です。