ページ作成日: 2026年7月3日
元にしたYouTubeリンク: https://www.youtube.com/watch?v=h6kLwTpXkEk
確認した動画: Seppun -Kiss-(Original Love - Topic / 公式系チャンネル)

ロック、ポップ、ジャズ、ソウル。異なるジャンルとして語られがちなこれらの音楽は、実はどれも同じ根っこから生えているのだと、Original Loveの「接吻」を聴くとあらためて実感します。ジャンルを横断しながら、渋谷系という時代の空気とも自然にリンクしたこの曲は、90年代前半の東京の、あのクラブミュージックとポップスが交差していた時代の空気を、そのまま封じ込めています。田島貴男の伸びやかな歌声は、どのジャンルの語法で歌っても違和感がなく、むしろその越境こそが、彼の音楽の本質なのだと感じます。

ドラマ主題歌として生まれた名曲

「接吻」は、1993年11月10日にリリースされたシングルです。日本テレビ系ドラマ「大人のキス」の主題歌として書き下ろされました。アルバムバージョンは同年12月8日発売のアルバム『SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE』に収録され、こちらでは曲の冒頭に、シングルにはなかったボーカルパートが加えられています。ロック、ポップ、ジャズ、ソウルという多様なルーツを持つOriginal Loveの音楽性が、クラブミュージックのサンプリング文化や渋谷系の美意識と結びついた時代を象徴する1曲として、今も語り継がれています。この曲はのちに、Ovallとの2021年新録版として、また新しい世代とともに生まれ変わることになります。

ジャンルを越境する自由さ

東京で働いていた頃、専門性を極めることが評価される一方で、複数の領域を横断できる人材の柔軟さにも、あらためて価値を感じる場面がありました。「接吻」が体現する、ジャンルを軽やかに越境する自由さは、ひとつの型にとらわれない生き方の豊かさを教えてくれます。

磐田で越境する、多様な関わり方

磐田で家や土地の相談を受けていると、法律、税務、家族の感情、どれかひとつの専門性だけでは解決できない、複数の領域を横断する相談によく出会います。「接吻」が示すジャンル越境の自由さは、そうした複雑な相談に向き合う姿勢にも通じるものがあります。

ATAWI MUSICは、音楽を消費するサイトではありません。曲をきっかけに、ジャンルを越境してきた時代の記憶を読み直す場所です。