ページ作成日: 2026年7月3日
元にしたYouTubeリンク: https://www.youtube.com/watch?v=ELJf83TelA0
確認した動画: Merry Christmas Mr. Lawrence - From Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022(Ryuichi Sakamoto公式)

ステージ4のがんと闘い、従来のコンサート形式に耐えうる体力がすでになかった坂本龍一が、それでも1曲ずつ、複数日にわたって演奏を録り重ね、編集によって完成させた配信コンサート「Playing the Piano 2022」。その中で披露された「Merry Christmas Mr. Lawrence」は、40年前に生み出された旋律でありながら、この時の演奏には、それまでとはまったく違う重みが宿っています。病と向き合いながらも、音楽を届けることをあきらめなかった、その姿勢そのものが、この演奏を特別なものにしています。

世界30の国と地域に配信された、最後のピアノコンサート

「Merry Christmas Mr. Lawrence」は、1983年公開の映画『戦場のメリークリスマス』のメインテーマとして坂本龍一が作曲した楽曲です。今回確認した演奏は、2022年12月11日・12日に世界30の国と地域に配信された、坂本龍一のピアノソロコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」からのものです。NHKのスタジオ509で収録されたこのコンサートは、監督にNeo Soraを迎え、ニューヨークの映画制作チームによって特別に制作されました。

限られた体力の中で紡がれた音楽

東京で働いていた頃、体調が万全ではない中でも、最善を尽くして仕事を全うする人の姿に、深い敬意を感じることがありました。坂本龍一が、複数日に分けて録音を重ねてまでコンサートを完成させたという事実は、そういう、限られた条件の中でも表現をあきらめない強さを物語っています。

磐田で見つめる、あきらめない姿勢

磐田で家や土地の相談の仕事をしていても、困難な状況の中でも、できる範囲で最善を尽くそうとする方々の姿に、心を動かされることがあります。「Merry Christmas Mr. Lawrence」のこの演奏が体現する、あきらめない姿勢は、そうした生き方への敬意を、あらためて教えてくれます。

ATAWI MUSICは、音楽を消費するサイトではありません。曲をきっかけに、あきらめずに紡がれた音楽の記憶を読み直す場所です。